当社は、1975年(昭和50年)にJAの全国組織「JA全農」とアルミ二ウムの総合メーカー「日本軽金属」の提携事業としてスタートしました。
当時、国産果実の消費低迷と果汁輸入自由化の流れの中で、JA全農は国産果実の消費拡大を目指し、「日本軽金属」はアルミ二ウムの用途拡大を目指し、当時ヨーロッパで普及していたハイパー容器飲料製造設備の日本への導入・販売に着手したのです。
こうして生まれたのが「農協果汁ハイパックシリーズ」・「キリンハイパーシリーズ」などのヒット商品。このハイパー容器はその後四半世紀で時代の役割を終えましたが、その経営理念が現在の紙パック容器飲料に引き継がれ、JA全農のブランドである「農協シリーズ」や「ニッポンエール」の商品を製造し全国の消費者の皆様に「おいしい」「安全で安心」をお届けしています。
当社の製造する清涼飲料は、全農グループの一員としての信用と実績に基づき、大手飲料メーカーや乳業メーカー様から受託したOEM製品で、全国各地の量販店やコンビニでも目にすることができます。
当社では引き続き、ブランド各社様、消費者の皆様にお応えできる品質基準・製造技術の向上を念頭に、品質基準では国際基準FSSC22000システムを導入し、製造技術ではマーケット環境の変化にスピーディーに対応する企業を目指してまいります。
今後ともお客様の事業に貢献でき、消費者の皆様に楽しんで頂ける高品質なモノづくりを進めてまいりますので、引き続きご愛顧・ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 今村 武之